空き家解体
空き家解体のメリット
空き家を所有し続けると、建物と土地の固定資産税を毎年支払い続けなくてはなりません。
それだけでなく庭に雑草が生い茂り庭木が伸び放題になるため、定期的な除草や剪定などメンテナンスが必要です。
建物や土地といった不動産は資産と言われますが、使用せずに放置すれば何も利益を生み出さず、コストやメンテナンスの手間ばかりがかかります。
さらには、空き家を放置して倒壊のリスクなどが生じると、固定資産税が高くなる場合や行政機関から解体を命令されるケースもあります。解体せずにいれば強制的に代執行が行われ、解体費用を請求されることになるので注意が必要です。
空き家を解体することで管理コストや手間を抑え、近隣からのクレームやトラブルの未然防止が可能です。
解体後の土地は有効活用できます
空き家を解体して更地にすることで、新たな活用ができます。もし土地を必要としないのであれば売ることも可能です。
今にも倒れそうな老朽化した空き家が残った状態で売っても買い手がつかないことがありますが、キレイな更地になれば買い手がすぐに決まる可能性があります。さらには空き家を解体して更地にしたうえで土地を貸したり、コンクリート整備をして駐車場として貸すこともできます。
空き家を解体し、ご自身が住むための家を新たに建てることや、建築基準法や都市計画法などの範囲でアパートやマンションなどの賃貸住宅を建てることもできます。賃貸経営をすれば賃料収入も入るので、空き家を放置してコストを負担し続けるより断然賢いです。
仙台市の空き家解体は助成金が使えるかも！
仙台市では、倒壊の恐れのある危険な空き家などを解体して更地にする場合に、費用の一部を助成する「仙台市特定空家等除却促進補助事業」を行っています。
対象となるのは、仙台市内に存している空き家で所有者が法人でないこと、特定空き家等に該当する状態として仙台市に判定されたことが必要です。
特定空き家等とは、倒壊など著しく保安上危険となるおそれのある状態や著しく衛生上有害となるおそれのある状態、適切な管理が行われないことで著しく景観を損なっている状態、周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態などです。
その他、一定の条件を満たすと、強制代執行を受ける前に費用の補助を得て解体することができますので、気になる方はご相談ください。
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